烏と鳩〜カラス編〜

皆さんは烏と鳩に対してどのような印象を持たれているでしょうか?

まず烏(カラス)

ご存知の通りカラスはとても賢い鳥で、「八咫烏(ヤタガラス)」という神の遣いとして日本神話にも登場します。

八咫烏は神武東征の際、高皇産霊尊(タカミムスビ)によって神武天皇のもとに遣わされ、熊野国から大和国への道案内をしたとされる三本足のカラスで、古くよりその姿絵が伝わっています。

八咫烏はともかく、普段私たちの身近にいるゴミなどをあさっているカラスに関してはあまり好意的に思えない

という方が多いのではないでしょうか。

襲われたことがある、という方もいらっしゃると思います。

不思議なことに色々な方のお話を聞くと

よく襲われる人

全く襲われない人

2つに分かれるんですよ。

カラスの識別能力や記憶力は驚異的で、何かカラスに危害を加えたり追い払うなどすれば、ずーっと記憶していてしつこく襲ってきたりします。

以前、友人の職場にカラスが増えたため、業者に依頼して駆除したのだそうです。その時に職場の長が作業着姿でその様子を見守っていたところ、後日通勤途中にスーツを着て歩いていたらカラスが執拗に襲ってきたのだとか。駆除の現場にいたからでしょう。服装が違っても見抜くということですね。 

危害を加えないまでも、カラスは自分たちに対して好意的かそうでないかも見分ける能力があるようです。好意的に思ってない場合、ターゲットにされることが多いです。さらに怖がっていたりする場合は甘くみられてしまいます。

カラスの大嫌いな私の友人は、ゴミ集積場でゴミをあさっているカラスの後ろを自転車で通っていたところ、突然カラスがくるっと振り返り、すごい勢いで襲ってきて自転車ごと転倒し怪我を負いました。

ちなみにその友人は鳩にも甘くみられているのだとか。

私ですが、カラスに対しては非常に好意的です。なので目と目を合わせながら近くを通っても、襲われたことが一度もないんです。息子たちもそう。

友人のお母様はいつも職場でカラスに餌付けをしていて、ある日友人たちと食事をしていたらカラスが襲ってきたのですが、そのお母様だけ全く襲われなかったといいます。

これらのことからも、カラスは感情まで見抜く恐るべき能力があるといえるでしょう。

あら。。。

鳩のことも書こうと思ったら、随分と長くなってしまいましたので、記事を2回に分けたいと思います(^^)

続く♪